jamaicalove2006-05-08

まえおきとして、5/3のDown Beat Rulerについて、少し書いてみます。
普段のこの時期は、たいてい東京脱出しているけれど、今回はRICOがでるというので、(もちろんスカフレイムスも好きだが)はじめてのDBRでした。
ほかに誰が出るなんてことは、ぜんぜん知らないで ホールやホワイエなんかをいったりきたりしながら、商魂タクマシイGAZのCDRを買ってみたりした。
BAGDAD CAFEのすばらしいライブの後、GAZも品薄になって暇になっていたので、さっき買ったCDRの裏にあのヘタウマイラスト入りのメッセージを書いてもらったりした。
SKA CUBANOのライブもまた、すばらしいエンターテーメントではあったが、どちらかというと雑食系ではないので、第3国系ジャマイカンミュージクには、少なからず抵抗がある。
TAN TANがメンバーだとも知らずに、また彼のトレモロを聞かせてもらった。だいぶ横のトロンボーンにダメだしをしていて、、、たぶん「俺はRICOやDRUMMONDとやってきたんだぞ、このやろー!」みたいな叱咤激励を飛ばしていたに違いない。
さて、フレイムスだが、今回は態度が悪いだなんだと、あちこちで書かれていますが、いつもあんな感じのような気もします。
RICOも最初から3曲の予定だったし、機嫌を損ねたってわけではないと思う。RICOも3曲じゃエンジンかかりませんからねえ。
最後はGAZが取り持って、「I WON'T LET YOU GO」が聴けてよかったなという感じです。
デタミの高津さんは、なんか停学になっちゃった友達を励ますような感じで、あまりゲストという感じはしませんでした。(余談)

久々にうれしいニュース!ゴールデンウィークは日本から出られません!

jamaicalove2006-04-07

  • Tokyo

06年5月3日(水)東京/THE GARDEN HALL
共演:RICO RODRIGUEZ/THE SKA FLAMES/他
開場/開演:15:00 (Close 23:00)
チケット:オールスタンディング/前売¥4,500(Drink別)、当日¥5,000(Drink別)

  • Shizuoka

06年5月4日(木) 静岡/ブンブンバッシュ
共演:RICO RODRIGUEZ & COOL WISE MEN/他
開場:17:00 開演:18:00 TBA/交渉中
チケット:オールスタンディング/ 前売¥4,500(Drink別)、当日¥5,000(Drink別) TBA/交渉中

  • Osaka

06年5月5日(金)大阪/ESAKA MUSE HALL
共演:RICO RODRIGUEZ & COOL WISE MEN/藤井悟 (Caribbean Dandy)/Mr Goldfinger Selecta
(a.k.a Banda Bassotti-from Italy)/GEN (Ska Bar)/他
開場:17:00 開演:18:00
チケット:オールスタンディング/ 前売¥4,500(Drink別) /当日¥5,000(Drink別)
       

  • Nagoya

06年5月6日(土)名古屋/CLUB UP SET
共演:RICO RODRIGUEZ & COOL WISE MEN/Special Guest: THE RUDE PRESSURES
Caribbean Dandy DJ Set/藤井悟 (Caribbean Dandy)/Tetz Matsuoka (Caribbean Dandy-Club Ska)/
Kazhiro Sudo (Caribbean Dandy-The Zoot 16)/Mr Goldfinger Selecta (a.k.a Banda Bassotti)/& More!
開場:18:30 開演:18:30
チケット:オールスタンディング/前売¥4,000(Drink別)、当日¥4,500(Drink別)

  • Tokyo

06年5月7日(日) 東京/EGG-MAN
共演:RICO RODRIGUEZ & COOL WISE MEN/MULE TRAIN/SAN FERNANDO MENTO PATROL/SOUL CRAP
Caribbean Dandy DJ Set/藤井悟 (Caribbean Dandy)/Tetz Matsuoka (Caribbean Dandy-Club Ska)/
Kazhiro Sudo (Caribbean Dandy-The Zoot 16)/Mr Goldfinger Selecta (a.k.a Banda Bassotti) & Guests!!
開場:17:00 開演:18:00/チケット:オールスタンディング/前売¥3,500(Drink別)、当日¥4,000(Drink別)


FROM JAMAICA WITH LOVE

おくればせばがら スカタライツ レポート

jamaicalove2004-09-30

結成から40年が経ったオリジネイターが今年も日本にやってきてくれた。
メンバーは少しずつ入れ替わり、オリジナルはLLOYD BREVETT、LLOYD KNIBBSのリズムツインズとLESTER STERLINGだけとなってしまった。JOHNNY MOOREはJAMAICAN ALL STARSの方に専念しているらしいし、またオリジナルメンバーではないが、再結成では重要な役割を果たしてきたCEDRIC IM BROOKSも抜けてしまった。替わりに今年のメンバーとなったのはKARL CANNONBALL BRYAN、彼もやはりスカ時代からのサックス奏者であり、セッションミュージシャンとして多くのナンバーにスカタライツの連中なんかと共に参加している。アイランドからのコンピ「INTESIFIED!」にもセッションマンとして彼の名前を見つけることができる。またトロンボーン奏者としてVIN GORDON、別名DON D JUNIORが参加している。彼は例えばLEE PERRYの傑作「MUSICAL BONES」(彼のソロ作のようなもの)など、レゲエ時代の重要なホーンプレイヤーであり、彼名義の作品は再発されていないため、非常に高価な値で取引されている。ただしほとんどお目にかかることはない。



2004年9月19日〜20日@渋谷クアトロ

渋谷クアトロで行われた2日間とも観に行かせてもらった。
去年は新宿LIQUID ROOMだったからまだキャパはあったが、クアトロのキャパでは案の定満員で身動きが取れない状態であった。
「JAH RASTAFAR I !!」の掛け声と共に始まる、もうおなじみのオープングである。ロイド・ブリベットが「JAH〜」と叫ぶと観客が「ラスタファーライ!」と返す。もちろん最初の曲はカウントダウンで始まる「FREEDOM SOUND」だ。ホーンセクションが音を出すと、もう観客は最高のテンションにまで上り詰める。初めの音でここまでしびれさせることができるのは、ほとんど神と信者のような関係がそこにあるからかもしれない。

  • リズム隊の2人をリズムツインズと表現したが、これは本当はSLY&ROBBIEのことを指すのだが、2人のロイドはオリジナル・リズムツインズと言い切ってしまってもかまわないだろう。SLYなんかは今でもLLOYD KNIBBSを尊敬してやまないし、ジャマイカンミュージックがここまでリズムを強調した音楽となったもの、この2人がいたからだと思わせる。特に「EL PUSSYCAT」でのブリベットのベースライン「ボボボボボーン、ブーン」は体を芯から振るわせてくれる。口もパクパクとベースラインを刻みながら、全身を使って地響きを起こす。

新しく加わったメンバー、VIN GORDONのトロンボーンはさすがJUNIORとニックネームを付けられただけあって、象の雄叫びにも似た図太い音をBLOWしてくれた。自分のソロがない時には、踊りまっくっていて、初めはVIN GORDONに似たただのおちゃらけメンバーかと思わせたが、さすがである。最後の「FREEDOM SOUNDS」ではレスターが2日とも、むちゃくちゃステップを踏んで踊っていまた。本当に客を楽しませようとしている姿に、こちらもうれしくなる。

19日は広島、大阪、名古屋での疲れがあったのか、少しぎこちない部分もあった。ニブスのドラムは少し遅れたり、ジュニアのトロンボーンは割れ気味であったりしたのだが、歌姫DOREEN SHAFERがロックステディ「CAN'T YOU SEE」を歌っている時は音が聞こえなかったのか、LESTER STERLINGの合いの手サックスと波長が合わず遅れ気味になってしまっていた。しかし20日はもう完璧なチームプレーだったと思う。東京初日は実は疲れとかではなく、名古屋の後、少し日があいたので調子が狂ったのかもしれない。彼は演奏を止めることは出来ないのである。曲目はおなじみのものばかりだったが、今年は「EASTERN STANDARD TIME」をやってくれた。またDOREEN SHAFERは、夢にまで見た「ADORABLE YOU」を生で聞かせてくれた。これほど美しい曲はないと今でも思っている。

  • どこにあったか思い出せないが、WEBでスカタライツのどこかでのライブを丸々ダウンロードできるサイトがあって、そこではアンコールで「WELCOME BACK HOME」を聞くことができる。こちらもJACKIE&DOREEN名義の名曲。
  • 再結成のメンバーで唯一の白人、KEN STEWART。彼はスポークスマン的存在でオフィシャルサイトでの連絡先になんかになっているのだが、「ROCKFORT ROCK」でのソロで「TAKE FIVE」を織り交ぜながら怪しげなソロを聞かせるなかなかにくい男である。彼はレゲエフィルム「ROCKERS」の中で、GREGORY ISAACSに車のロックを開けてもらい、チップをケチる男に違いないと、勝手に思っているのだが、、、それにしてもよく似ている。

1989年に初来日してから、何度目の日本になるのだろうか、JACKIE MITTO、TOMMY MCCOOK、ROLAND ALPHONSOとオリジナルメンバーたちが亡くなってしまっていってもスカ・トレインは動きつづける。スカ・スペースシップはいつでも僕らを月まで連れて行ってくれる。JOHNNY MOOREも、CEDRIC BROOKSも、もう一度引っ張り込んで、来年も再来年も来てくれる事を信じています。
次回はぜひ、「INSTRUMENTAL aka JAPAN SPECIAL」をやってください。

FROM JAMAICA WITH LOVE
http://www.geocities.jp/from_jamaica_with_love/

スカタライツ@shibuya quatro

jamaicalove2004-09-20

  • Freedom Sound
  • You Should Have Known Better
  • Guns of Navarone
  • Ringo
  • Trip to Mars
  • Sugar Sugar
  • Don't Stay or Late
  • Nice Time
  • You're Wondering Now
  • Adorable You
  • Rockfort Rock
  • Latin Goes Ska
  • Simmer Down〜Turn Your Lamp Down Low
  • Rivers of Babylon〜Wings of a Dove〜Amen
  • Phoenix City
  • Freedom Sound(reprise)
  • Occupation

スカタライツ@shibuya quatro

jamaicalove2004-09-19

  • Freedom Sound
  • Eastern Standard Time
  • You SHould Have Known Better
  • El Pussy Cat
  • Guns of Navarone
  • Sugar Sugar
  • Can't You See
  • Nice Time
  • Adorable You
  • Don't Stay or Late
  • Rockfort Rock
  • Latin Goes Ska
  • Ringo
  • Simmer Down〜Turn Your Lamp Down Low
  • Rivers of Babylon〜Wings of a Dove〜Amen
  • Phoenix City
  • Freedom Sound(reprise)
  • Occupation

デタミネーションズ解散

昨日、彼らのフォロワーであるMiceteethとMule TrainのCDを買って来たばかり。
それらを聞く前に彼らが大阪で前座をつとめるはずだったSKATALITESの再結成時の音源「Return of The Big Gun」を聞きながらウェブをチェックしていて、このニュースを知った。BBSでのファンの悲痛な叫びは、見ていてつらい物がある。
14年間のシングルをiPodに落とした物を今日は朝から聞いていた。最初から貫かれたアフタービートは心を揺らす。
決して過作ではなく、大掛かりなツアーもなく、或る意味生きた伝説と化していた彼らを本当にもう見れないことはファンにどれほどの悲しみを与えるのだろうか?
スカタライツスペシャルズの解散も知らない第3スカ世代の僕らにとって、はじめてのリアルタイムの解散という衝撃だったことはいうまでもない。
This is Ska ! This is Determinations !